(子育て)算数文章題の苦手な小学生に、簡単なことから始める4ステップ問題集---文章題の解釈はテクニックと習慣です。
ずぼらワーキングマザーのmikky、宝塚市の整理収納アドバイザーです。
「ScanSnap整理収納パートナー」として、日々暮らしに役立つ工夫もご提案しています。
特別指定地域だった兵庫県も、緊急事態宣言が解除され、人出も徐々に戻って来ているように感じます。
活気が戻って来るのも嬉しいですが、また感染が拡がらないように、以前通りではなく、新しい生活様式で、進んでいきたいものです。
うちの小5男子の息子も(休校で気づきませんでしたが、進級していたようです)、登校へと準備を進めています。
思えば約3ヶ月も学校に行ってないですね。
休校中、皆さんはどのように過ごされていましたか?
うちの息子は休校中、ポツポツと学校の課題が出たりしていましたが、明らかにやっつけ(笑)。
身についているようには思えません。
休校中は、身体を鍛えることと、ストレスを溜めないことをメインに考えていた私も、息子が学校の授業についていけるかどうか、ちょっとドキドキ💓。
でもま、なんとかなるでしょう。
今回は、役に立った問題集をご紹介したいと思います。
おっとりしている息子が、何も考えずに、気の赴くままに休校期間を過ごしている間に、学校の宿題にプラスして「これだけは!」という課題をいくつか決めて、勝手に苦手克服に取り組んでいました(息子は、おかんの計画には気づいていないはず)。
そのひとつが、算数の文章題。
うちの息子が読書好き📚️なのは、過去に何回かご紹介しています。
本離れが言われている昨今、本好きになってくれて良かった~!!と思っていました。
ところが、塾で言われたことは(お試しの塾も含め、3軒とも!)
「文章題の問題を良く読めていない」
「何を問われているか分からないようだ」
「一緒に読めばすぐに理解出来て、解答出来るのに」
という評価。
それはそれはビックリしました😱☀️。
普段読んでいる本は、レベルこそ学年相当より少し上の程度ですが、放っておけば何時間でも読んでいるような息子。
小学校に上がる前から、本さえ渡しておけば、私がママ友達と何時間おしゃべりしても、ぐずったり騒いだりすることはありませんでした。
なのに、「文章を良く読み込めない」「何を聞かれているか分からない」と言われるとは、全くの予想外でした。
息子の様子を観察してみると、どうやら文章を読み流していて、深く考えていない様子。
余り物事を深く考えない、お気楽な息子の性格が表れていました。
算数の文章題は、「で、結局何を答えたら良いの?」というところを読み込めないと、全く手が出ません。
かと言って、「良く読んで!」と口でいくら言ったところで、「良く読む」がどういうことなのか分からなければ、どれだけ難しい問題集をやっても効果ゼロ。
色々探した結果、これは!という問題集に出会えました。
「4コマで考える算数文章題 、旺文社」のシリーズです。
↑↑↑↑↑先取り学習ではなく、文章題を分解することを目的にしています
算数の文章題を4コマ漫画のように、分けて考えて、「だから、何を答えるのか」まで導いてくれます。
単元ごとに
①各章の始めは4コマ漫画
②次の問題は4つの文章の穴埋め
③最後の問題は自分で問題文を4つに分解して文章を書かせる
というスモールステップになっていて、ひとりでに導かれていきます。
うちの息子くん、漫画が面白いのに加えて、スモールステップなので「分かる!」という感覚がつかめた為か、スイスイ進んで行きました。
↑↑↑↑↑文章題を分割して、穴埋めをしていく段階(汚い字で、すみません!)
この休校中に、前学年の4年生から始めて、5年生まで、一応終了。
更に追い撃ちを掛けるように(おっと!「基礎固めをするために」と言い間違えました😁)、「トコトン算数小学4年の文章題ドリル (シグマベスト) 、文英堂」を前の学年のものに取り組み、文章題の読み方の定着を図りました。
文章題をいきなり解く前に、問題文の重要な要素にラインを引きながら読む。
たったこれだけで、問題の理解がグンと上がります。
↑↑↑↑↑基本的な文章題ばかりで、習慣化させるのには、良いと思います。
今回の問題集の難易度自体はいずれも、とても易しいレベルです。
問題を解くことが大事なのではなく、とにかく、問題文の重要な要素にラインを引きながら読むという手順を習慣化させること。
もちろんラインを引かずとも、パッと解答出来る子もいますが、文章題が苦手なら、ラインを引くことは、まずは取り組んでみたいステップです。
正しく問題が読めるようになったら、ラインを引かなくてもいいし、ドンドン問題集の難易度を上げていけます。
うちの息子の場合、問題文を理解出来ていなくて、文章題が解けていませんでしたが(それだけでは、ありませんが)、何が出来なくて、問題か解けないのか、良くお子さんを観察してみてくださいね!
「今日を変える 明日が変わる」
どんな小さなモノでも、積み重ねれば、大きな成果になると信じて、これからも取り組みたいと思います。