(デジタル収納)実家の写真整理に乗り出しましたーーー「ニッポン写真遺産」体験レポート(その1)
ずぼらワーキングマザーのmikky、宝塚市の整理収納アドバイザーです。
「ScanSnap整理収納パートナー」として、日々暮らしに役立つ工夫もご提案しています。
とうとう、実家の写真整理に手を出してしまいました。
放ったらかしの独居の母も、もう90歳。
実家を片付けて行かなくちゃな~という、ちょっぴり寂しい思いと、もうひとつ。
母に楽しい思い出として、昔の写真を手軽に振り返れる様にしてあげたいという気持ちです。
mikky-happiness.hatenablog.com
実家が引っ越しても、放ったらかしにしてきたので、写真が、かなり散逸してしまいましたが、今手元に引っ張り出せる分だけでも整理したいと思います。
で、検討したのが、朝日新聞の「ニッポン写真遺産」。
整理収納アドバイザーの最大のイベントでのアワード「シンプルスタイル大賞2019」で、金賞を受賞されています。
これから数回に渡って、「ニッポン写真遺産」を利用したレポートをお届けしたいと思います。
第1回目の今回は、「申し込み」から「原版の発送」までをレポートします。
以前から気になっていた「ニッポン写真遺産」。
前出のような、「整理しなきゃ」という気持ちの変化と、年末年始に実家に行く機会が多かった、ちょうどキャンペーン・・・といった諸々の条件が重なったこともあり、一歩前進させてみることにしました。
写真のデータ化には、大きくは以下の手があります。
1.自分でスキャン
2.業者に頼む
「1.自分でスキャン」・・・そんなことが出来るんだったら、とうに可愛い息子のアルバムもきちんと整理しとるわい!と思わず逆切れ状態になります。
日々、忙しくしている、「働くおかん」には、ほぼ無理。
中にはもちろん、忙しくてもきちんとされている方はおられると思います。
このような方々には、純粋に頭が下がります。
しかし、私には無理でした。
「ニッポン写真遺産」のwebの作りも、現役を引退された、比較的まとまった時間の取れる方々をメインに考えているようです。
「2.業者に頼む」・・・とすると、こちら「他力本願」になるかと思います。
但し、この業者に頼むことの、一番大きなハードルは「お金がかかる」ことだと思います。
お金、お金って・・・なんて思われるかもしれませんが、実際問題、外注するのですから、料金が発生して当然。
家事の外注と思えば、納得出来るかと思います。
そこは「働くおかん」の強み、「自分で稼ぐ」。
自分の実家のことは、なかなか家計から出しにくいもの。
その辺、わずかでも自分で稼ぐことが出来るので、気持ちが楽です。
私も今回、年末のボーナスで、調子に乗ってしまいました。
それでは、実作業のレポートをしていきたいと思います。
簡単に言うと、
1.申し込む
2.発送キットが来る(オプション希望者のみ)
3.手元のアルバムや写真を送る
4.見積が来る
5.承諾する
6.データで仕上がって、原版は返送される
以上で終了です。
1.申し込む
申し込む前に、簡単な料金シュミレーションが出来、1万円で出来るのか、10万円かかるのかのザクッとした検討がつきます。
webから申し込むと基本料1,000円の割引があります。
発送キットは3,000円。
今回はキャンペーンで合計3万円以上になれば、発送キットが無料でした。
無料にならなくても、重たいアルバムの往復の送料込みだと思うと安上がりかもしれません。
「標準コース」と「お急ぎコース」があります。
大きくは納期がそれぞれ4ヶ月と3週間程度。
また、スキャン単価とオプションが若干異なります。
結婚式のイベントに使うので急ぎたい等の理由でもなければ、標準コースで少しでも節約できます。
2.発送キットが来る
webでの発注後、数日で発送キットを発送したとのメールが来て、家に帰るとでっかい箱が届いていました。
でかいけど、むっちゃ軽い。
中は、申し込み書類とプチプチの緩衝材、大きなチャック袋だけ。
そう、これらが送られてきた箱に、アルバムやバラ写真を入れて、返送するようになっています。
↑↑↑↑↑むっちゃ軽い、大きな箱が届きました
↑↑↑↑↑中には、申込書、発送の仕方の説明書、着払い送り状等の書類と、アルバム梱包のプチプチ緩衝材とチャック袋
3.手元のアルバムや写真を送る
何も考えなければ、アルバムとバラバラの写真を送るだけ。
しかし、無料のオプションとしてアルバムならアルバム、バラ写真ならバラ写真の中で、スキャンする順番を決められるとのことだったので、せめて、時系列にしようとざっくり並べました。
これが、地味に結構しんどかったです。
↑↑↑↑↑並べ替えようと見始めると、懐かしくて止まりませんでした(笑)
↑↑↑↑↑アルバムを1冊ずつ袋に入れて、バラ写真はスキャン順を指定するなら、しっかりまとめます。緩衝材で隙間を埋めて発送!
そして、書類の中に入っていた着払いの送付状をつけて郵便局に持ち込んで終了。
後は、見積りが届くのを待つのみです(2週間程度とのこと)。
手順は簡単ですが、こだわり出すと止まりませんでした。
祖父母の頃の写真(大正時代から!!)からあったので、時系列が分からないし、誰だか知らない顔ばかり。
写真を並べ替えながら「あんた、誰~?!」と何回叫んだことか(笑)。
また、私の実家では祖父の代から日本舞踊をやっていたため、発表会の写真が多く、ピンボケや残す必要のない人の写真を取捨選択するのがかなりの手間でした。
あと、郵便局への持ち込み・・・むっちゃ重かった。
翌日、筋肉痛になるくらい(>_<)。
男手を頼める方は、この瞬間だけでもあった方が良いです。
では、次回は見積りが来てからのご紹介をしたいと思います。
「今日を変える 明日が変わる」
どんな小さなモノでも、積み重ねれば、大きな成果になると信じて、これからも取り組みたいと思います。