読書感想文なんて、屁のカッパ?!---付箋に書いてつなぎ合わせるだけ
ずぼらワーキングマザーのmikkyです。
そろそろ、ドキドキされている方が多いのではないでしょうか?
子 供の夏休みの宿題のアレ、アレですわぁ。読書感想文!(笑)
この宿題も、自由研究に匹敵するくらい、苦手な親御さんが多いよ うですね。
自由研究については、先日書かせていただきました。
今日は、読書感想文の書き方について、「手抜きアイデア」を(笑 )。
手伝うママさんたちの拒絶反応が出ないように紹介したいと思 います。
ちまたには、「読書感想文の書き方~」というような本をいくつも見かけますが、実は内容はみんな似たり寄ったり。
step1.本を選ばせる。
step2.付箋を貼りながら、本を読ませるようにする。
step3.付箋を貼った場所について、インタビューよろしく、 子供の気持ちを聞き取ってやる。
step4.付箋をつなぎ合わせる。
何か、出来そうな気がしてきたでしょ?どのお助け本も、上の4ス テップのようなことを言ってるだけなんですよ。
大事なのは、それぞれのステップに会話を持ち込んで、 自分のものにするだけ。これは、自由研究の時と同じ「動機」 ですよっ!
各ステップで気を付けることや、会話の仕方は次をご参考ください。
「step1.本を選ばせる」
もちろん好きな本を選んでも良いのですが、「うちの子大丈夫かな ?」と心配にならないように、対象学年を明確にしてくれている課 題図書から、私は結構選びます。
今年の課題図書は以下のようになっています。
この中で、「これにしたら?」と言ってはいけません。2~3冊の 中から「どれにする?」と選ばせるのがポイント!子供が「これ! 」と選んだら、すかさず「なんでこっちなん?」「 なんで他のより、これが良かったん?」と軽~く聞きます。「 だって、絵がかわいいから」「おばあちゃんが書いてあるから」・ ・・「あ、そうなんや~、OKこれにしようか」と決めたら、家に 持って帰りながら「これって、どんな話かな?どんなこと書いてあ ると思う?」と話をして、「犬と楽しく遊ぶ話と思う」「 おばあちゃんが、元気になる話と思う」 というところまで聞けたら、感想文の出だしの「 この本を選んだ理由」の出来上がり!
「step2.付箋を貼りながら、本を読ませるようにする」
家で決めた本を読むときに「あ、おもしろいと思ったところ、いや なところとか、気になったところに、付箋を貼りながら読んでくれ る?」と子供に大きな付箋(後で、字を書くので、少し大きめ。 うちは正方形の75mm×75mmを使いました) を渡して読ませます。
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「step3.付箋を貼った場所について、インタビューよろしく、 子供の気持ちを聞き取ってやる」
読み終わったら、「で、どんな話やったん?」と聞いておきます。 低学年だと要領を得なかったり、ダラダラと全部話そうとしたりし ますが、「○○ってこと?」と、話をまとめてやります。これで、 「あらすじ」終了!
そして、ちょっと大変なところに来ました。子供が貼った付箋の箇 所について、なぜ付箋を貼ったのか理由を聞いてやります。 そして、その理由を大サービスで、大人が付箋に書いてやります。 ポイントは、出来れば「うれしかった」、「楽しかった」、「 面白かった」等の、何にでも使える語彙は使わないこと。「 面白いって、何が面白かったん?どう面白かったん?」と聞いて、 「面白い」という言葉をブレークダウンしてやります。「こんな風 に考えられるのは、興味深いってこと?お腹が痛くなる位、 笑いそうってこと?」という風にして、それを簡単に付箋に書いて やります。「で、最後はどうやった?安心した? あんたもこんなのだったら、どう思う?」とまとめに導いてやりま す。
「step4.付箋をつなぎ合わせる」
さあ、最終段階です。題名や名前を規定通りに書けたら、書き込み をした付箋を並べてやり(枚数が多かったら、適当に間引いてOK)、本を選ぶところからの会話を話してやり ます。「表紙の絵がかわいいから、選びました。きっと犬と、お姉 さんが楽しく遊ぶ話だと思ったからです。で、読んでみたら~、 とても仲が良くて、僕のことをなんでも分かってくれるお姉さんが 、病気で入院して、さびしく感じた話だけど、 お姉さんが帰ってきて、前よりもっとお姉さんが大好きになったの と、いつのまにかお友達が増えた話やったね。どう思った?」「あなただったら、どうしてた?」
子供って記憶力がいいので、結構話しをしたことは覚えているもの。「じゃ、それ書いて。」
本を選んだ理由、あらすじ、途中のエピソードで思ったこと、本を読んだ後に思ったこと・・・出来ましたよ~。
書くことが苦手でも、話をすることで心のハードルを下げ、書くことを明確にしてやると、後はその通りに書くだけ。「てにをは」等の文法は、少々目をつぶった方が、大人の手伝った感が減ります(笑)。
夏休みの宿題完成まで、あと少し。お互いがんばりましょう!!
ー今日のなっとく!-
●読書感想文はたったの4ステップで出来る!難しく考えちゃダメ!
●心のハードルを下げてやり、まず話をしましょう。